
空高く伸びる並木 |
 
昨年8月から、ベルギーでの生活の中や旅先で体験したこと、感じたことを等身大に書かせていただいております。
今年はアンテナを高くし、より多くの情報をキャッチしていきたいと思います。
そして、読者の皆様に分かりやすく、楽しんでいただけるコラム作りができればと思っております。
本年もよろしくお願い申し上げます。

オランダやベルギーでは、新年を迎えることは、日本のお正月ほど、重要な行事ではありません。
クリスマスは家族と過ごすことが多く、新年は友達や恋人と迎えるのが一般的です。
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オリーボーレン
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日本では大晦日に年越しそばを食べますが、オランダではオリーボーレンという揚げ菓子を食べます。
このお菓子は、一見、揚げドーナツですが、プレーンタイプ、干しぶどう入り、クリームを挟んだものなど数種類あります。
生地はパンのように発酵させてあり、油で揚げた後、たっぷりの粉砂糖をふりかけて食べます。
外の屋台で買うことができるのですが、毎年、その街ごとにおいしいオリーボーレンが競われます。
ロッテルダムで1位を獲った屋台のオリーボーレンを試したことがありますが、なるほど、他の屋台のものより歯ごたえがあり、冷めてもおいしくいただくことができました。
屋台には、どこからともなく人が集まり、大晦日には長い行列ができます。
オリーボーレンは屋台で買うこともできますが、もちろん家で作ることもできます。
知り合いのオランダ人男性は、お母さんから秘伝のレシピを教わったそうです。お母さんが亡くなった今は、彼が「オリーボーレン作りは僕の役目なんだよ!」と言って、家族のためにオリーボーレンを作り、お母さんの味を引き継いでいます。オリーボーレンは、オランダ人にとって、新年を迎えるのに欠かすことの出来ないものなのです。
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ロッテルダムの年越し花火
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2005年は、冬の花火とともに、やってきました。
オランダでは、一年に一度だけ年を越す時のみ、個人で花火を上げることが許されています。
12月の決められた期間だけ、花火が購入できます。
花火は大晦日の夜11時頃から、1〜2時間絶え間なく、上げられます。
日本の花火ほどの美しさや豪華さはありませんが、街のあちこちで上がる花火の数に驚きました。
1尺、2尺玉ともなると金額も張ると思うのですが、普段は倹約家のオランダ人も、この時は大枚を叩いて花火を買っているようです。オランダの冬空に、それほどたくさんの花火が打ち上げられたのでした。

レストランで新年を迎える |
2006年は、レストランで食事中に、やってきました。
美食の国ベルギーならでは、と言えます。
ベルギーでは、クリスマス休暇を取るレストランもありますが、クリスマスや新年の特別コースメニューを提供するレストランも少なくありません。
私の行ったレストランは、タキシードやスーツでお洒落したカップルや友達同士
とみられる人たちで、溢れていました。
大晦日7時半から始まり、夜中の1時過ぎまでの6時間にも及ぶ、年越しディナーでした。シャンパンでの乾杯から始まり、デザートまで計7品。
シェフの一年の集大成とも言えるような、見事な食事でした。
食事の途中、12時が近づくと、急にレストラン内が暗くなり、カウントダウン
が始まりました。
「10, 9, 8, ・・・・」とみんなで数えます。
「・・・3, 2, 1, 0! ハッピーニューイヤー!」
その瞬間、同じテーブルの人たちが握手をしたり、抱き合って、新年を迎えた喜びを表現していました。
レストランのシェフと奥様が、各テーブルを挨拶して回っていました。
音楽に合わせて踊り出す人たちもいて、とても賑やかで、楽しい年越しでした。
 
クリスマス頃から1月の最初の1週間まで、子供たちは冬休みです。
その間、暖かい南の島へ家族で旅行する家庭や、両親の母国を訪れる家庭もあります。
地元で冬休みを過ごす子供たちにとっての楽しみは、移動遊園地やスケートのようです。クリスマス市に併設されていた移動遊園地やスケートリンクは、クリスマス後もしばらく設置されています。夜遅くまでスケートリンクは子供で溢れ、その近くにはホットワインを飲みながら、子供を待つ親で溢れています。
これからの1月、2月は一年で最も寒い季節。
春が来るまでしばらくの間、子供たちも家の中で過ごす日々が続きます。

スケートを楽しむ子供たち |

移動遊園地のメリーゴーランド |
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